復縁したくて自己改善や自分磨きに取り組んでいる人に是非読んで頂きたい事
自己改善について
復縁について調べると必ずと言っていいほど見かけるのが自己改善です。
確かに別れるにあたって何かしらの問題はあったと想定されるので悪い部分を改善しようと考えるのは当然だと思いますし、やるべきだと思います。
けれど自身の悪い部分の全てを改善しようとしたら復縁出来るまでずっと自分をアップデートしていかないといけないとなってしまうので大袈裟に言ってしまえば完璧な人を目指す、という形になってしまいます。
そして完璧を目指してしまうと到達点がないとなってしまうので一体どこまで努力すればいいの?となってしまうでしょう。
欠点を無くすという自己改善を目指してしまうとそれ自体は人として良い事だとは思いますが、復縁に関して言うのであればゴールも見えず、どこまでやればいいのかわからない、となってしまうのです。
そんな闇雲に努力しようとしてしまうとモチベーションの維持が難しいですし、いつは気持ちが途切れてしまうでしょう。
そうなってしまうと復縁を諦めるという答えに行きついてしまいます。
ですから復縁したいと望む場合の自己改善に関する正しい考え方と目標の設定の仕方についてアドバイスさせて頂きたいと思います。
完璧を目指すのではなく相手の許容範囲を考える
誰にだって良い所はありますし、悪い所もあります。
完璧な人なんて存在しません。
では付き合っていた人と別れてしまうって嫌われたって事?嫌な所が多かったって事?何故相手のあなたを好きだという気持ちが薄れてしまったのでしょうか?
確かに何かしら相手の気持ちを冷めさせてしまうような言動をしてしまった事が原因なのでしょう。
であれば自身のそういった部分を改善しようと考えるのは悪い事ではありません。
けれど改善ばかり考えていては完璧な人を目指すという形になってしまうのでその人が本来持っていた魅力的な部分まで削ってしまう可能性があり、面白味のない人になってしまう可能性があります。
ここで考えて頂きたいのが程度の問題です。
例えば、ワガママな人が別れてしまった理由ってワガママだからではなくワガママが過ぎたからです。
付き合っていた相手だって付き合う前から、もしくは付き合って少ししてからワガママである事を把握して分かった上で付き合ってきた訳です。
ですから、ワガママ、自体に大きな問題がある訳ではありません。
ワガママが過ぎて相手の許容範囲を超えてしまった事が問題だった訳です。
この場合、ワガママ、を改善するのではなく、ワガママ、を相手の許容範囲を超えないようにする改善を考えなくてはならないのです。
可愛いワガママ、という言い方もあるようにワガママも場合によってはその人の魅力の一つです。
ですから魅力をなくす改善を目指すのではなく魅力は魅力のまま、相手が嫌だと感じない程度を守るという改善を目指すのです。
正しい自己改善は自身に負担をかけず復縁にプラスになる
自己改善をしようと考える場合に大切な事はひたすら一般的に悪いと言われる部分をなくすという意味での改善をしようとするのではなく、相手の許容範囲を考えてその範囲を超えないようにするという改善をしようと考える事です。
こういった考え方をする事で自分の何が問題だったかがはっきりと理解出来ますし、相手の気持ちが薄れてしまった原因もはっきりしますし、自分のどこをどういう風に改善すればいいかの目標ラインもはっきりさせる事が出来ます。
問題点がはっきりして目標もはっきりすればやる気も出るでしょうし、モチベーションの維持にも繋がります。
その上で自分の今までの魅力は維持したまま相手が嫌だと感じた部分を改善出来ますし、何より自己改善に取り組んでいる間は相手の許容範囲について真剣に考えるので復縁した後も長く続く関係性を作る事にも役立ちます。
正しい自己改善は自身に無理を強いることなく、自身の魅力を損なう事もなく、復縁した後にも繋がる、という性質のものなのです。
自分磨きについて
自己改善と同じで復縁について調べると必ずと言っていいほど見かけるのが自分磨きです。
別れてしまって相手に振り向いて欲しいから何かしようというのは理解出来ます。
ただ闇雲に思い付いた事を始めたり、今までやろうと思っていたことを始めようとしたり、急に見た目に変化を求めようとしたり、という自分磨きを始める人が多いです。
もちろん努力をする事は良い事なのでそれを否定するつもりはありませんが、復縁に繋げる為の自分磨きとなると復縁したい相手の性格や考え方、趣味嗜好などを加味する必要があります。勉強しよう、仕事を頑張ろう、資格を取ろう、ダイエットをしよう、もちろん悪い事ではありません。
けれどそれが復縁に繋がるかというとマイナスにはなりませんが劇的なプラスとなる事もないのです。
一度付き合っているという事は相手が自分に魅力を感じてくれていたという事であって新しい魅力で勝負しようと考えるのではなく過去に感じてくれていた魅力を伸ばして追加で新しい魅力を身につけようと考えた方がいいです。
まずは相手が魅力を感じてくれていた自分の長所を伸ばしましょう
自分磨きで自分を変えるというのは再度相手に魅力を感じてもらう為にするものです。
ですから自分がしたい努力が相手の趣味嗜好に合致していればそれで問題はありませんが、相手の趣味嗜好に合致していなければ努力は努力ですが復縁に繋がるかというと別問題になります。
新しい魅力を身につけようとする姿勢は素晴らしいですが、まずは今まで持っていた、付き合うにあたって相手が魅力的に感じてくれていた自分の長所を伸ばす事から始める方が努力しやすいですし、結果も目に見えやすいです。
その上でプラスαの魅力を身につけようとする方がいいです。
分かりやすく例えると新しい魅力を身につけたらプラス1ですが、今までの魅力を延ばせばプラス1で新しい魅力を身につけたらプラス1で合計2になるからです。
復縁したい相手に再度魅力を感じてもらう上で確実に魅力だと感じてもらっていた事を伸ばすのであれば確実にプラスになる事は確定ですし、そこに何かしらの魅力が加わるのであれば効果は劇的に変わるはずです。
相手にわかりやすく自分にとってやりやすい自分磨きから
自分磨きで新しい事に取り組む事は悪い事ではありません。
けれど従来自分が持っていた魅力を先に磨く方が早く結果が出る事が多いですし、何より相手が魅力的に感じてくれていたという事実がある事が大きいです。
復縁にプラスになると確定している自分磨きととりあえずプラスになるであろうと想定している自分磨きではやる気もモチベーションも変わってくるでしょう。
色々な努力を並行して出来るという人であれば色々な事を同時に始めてもいいと思います。
ただ色々な事を同時に始めてしまうと全てが中途半端になってしまうという人もいらっしゃいます。
確実な所からやっていった方が分かりやすいですし、結果も出やすいと思います。そして一つをクリアしてから次の段階に進むという方がより確実だと思います。
加えて言うのであればその方が相手にも伝わりやすいと思います。
正しい自己改善と自分磨きの形とは?
許容範囲が合わないから別れた、だから復縁する為に相手に合う人になりましょう、というのが自己改善です。
自身の魅力を削ってまで品行方正な人になりましょうというのが自己改善ではありません。
相手と付き合うに至った時に感じてもらえていた自分の魅力を伸ばしたり、さらに相手の魅力的に感じてもらえるような事をプラスしていくのが自分磨きになります。
何かしらの魅力があればいいとがむしゃらな努力をするのが自分磨きではありません。
別れてしまったという悲しい事実から自分を否定してしまって新しい自分になろうという自己改善や自分磨きを考えてしまう人は多いです。
けれど魅力があったから付き合ったわけでその魅力を無くしてしまう事はするべきではないですし、何かしら新しい魅力があれば他の魅力は別にいいという話でもありません。
自分の長所をしっかり把握して短所に関しては相手の許容範囲を把握して自分の本来持っている魅力を伸ばしてプラスαの努力をしていくのが正しい自己改善と自分磨きの形になります。