復縁したい人とストーカーの境目

復縁工作

復縁とストーカーの境目が曖昧な為に復縁したい=ストーカー予備軍の様に捉えられてしまう事があります。復縁したい人は必ずしもストーカーになる訳ではありません。復縁したいと思う人とストーカーの境目はどこなのか?を綴っています。

ストーカーの定義

ストーカーとは英語で追跡するstalk(ストーク)と言う動詞を名詞化する為にingをつけてストーキングと言う言葉が定着しました。特定の人を追跡すると言うと警察や探偵の職業でありがちですが「追跡」を「つきまとう」と言う言葉に変えるだけで悪い印象を受けます。この事からストーカーというモノは「ある特定の人間をつきまとう」という行為自体を指すものであり復縁したいと思う人や警察、探偵等もストーカー行為をしている事になります。

日本ではつきまとうだけでは法律の対象外になっていて警察は取り締まる事が出来ませんでしたが、つきまとうだけでなく相手側に恐怖心等を植え付ける事によって脅迫罪等での取り締まり等で対応していましたがストーキング行為から殺人に及ぶ等の犯罪が起きるようになってからはストーキング行為への犯罪取り締まりと言う形が出来る法律が可決されました。

こうした法律によって「ストーカー」を表すものは「つきまとい」自体を犯罪として見る事ができ、相手に「恐怖心」を与える事で「つきまとい+恐怖心」=ストーカーと言う定義が今では確立する事になりました。

復縁したい人とストーカーの違い

復縁したいと思う人とストーカーが何が違うのか?と言うと相手に与える「恐怖心」になります。相手が恐怖心を抱いたうえでつきまとえばそれはストーカーの定義に沿えばストーキング行為であり「ストーカー規制法」に引っかかります。復縁したい人とストーカーとの絶対に違う所はパートナーに対して「恐怖心」を与えるかどうか?と言う一点になりますがその恐怖心を与える為の動力源は「自分中心の考え」であるかどうか?と言う点になります。

ストーカーは自分が復縁したいと思う気持ちや関係を構築したいと思う理由から相手の事を考えず「自分本位」の行動に陥り、その行為を自分が復縁したいという気持ちから「パートナーが悪い」という方向に考え方を挿げ替えます。復縁したいという気持ちが強くなりすぎて自分を客観的に見る事が出来ず冷静な判断を失った状態でのつきまとい行為はパートナーに恐怖心を与えてしまい、その恐怖心には気付きません。

対して復縁したいと願う人はパートナーの幸せを願い復縁したいけれどこれ以上つきまとったり連絡をしたら怖いと思われるのではないか?又は今よりも嫌われるのではないか?とパートナーの気持ちを第一優先に考えた上で復縁したいという想いを自分の中に抱え込みます。

復縁したいと願う人とストーカーの間には「パートナーの気持ちを慮る」と言った判断の差が歴然とあります。にも係わらず復縁したいと願うものはストーカーに成り得るのではないか?と周りから言われてしまう事もあり復縁したい気持ちと周りからの反応とで自分の中で様々な心の葛藤が戦います。

復縁したいと願う人がストーカーとは違う事は明らかなのですが一緒くたにされてしまう事で復縁したい気持ちを押し殺さなければなりません。心の問題や思考の問題なので周囲からは判断つきづらい部分はあるかと思いますが復縁したいと願う人とストーカーとの思考の差は全く違います。

復縁したい人はストーカーに成り得るのか?

復縁したいと願う人は結論から言うとなり得ます。ストーカーは自分の気持ちを抑えきれず相手をつきまとい、恐怖を与えてしまうものですが恐怖を与える前は想いを胸に秘めているだけの存在でした。その際に相手への愛情が自己中心的な考えになってしまい冷静に判断できなくなった状況から復縁したいと言う気持ちよりも自分の思うとおりにいかないことに苛立ちを覚えてしまい結果相手に恐怖心を与えてしまいます。

復縁したいと願う人がいつまでも復縁したいと願っているだけで行動を起こす事もなく自分の中に溜めこんでしまっている状態は鬱々としたものを溜めこんでしまい、人に相談する事が出来ずにいる状態が長く続く事で復縁したいという気持ちよりも自己中心的な考えが先立ってしまいストーカーになってしまうという事も十分にあり得ます。復縁したいと考えていながらどうすればいいのかが分からなくなり、何か行動を起こさなければ…と思った時には自分を冷静な判断で見る事が出来なくなり復縁という目標よりもパートナーをどうにかしたい。と言う気持ちが勝ってしまった時にストーキング行為を自分でも気づかぬうちに行っていたというケースは沢山あります。

鬱々とした状況をいつまでも続けていく事は精神的に耐えられるのは数か月から1年ほどで、それ以上同じような状況が続くと脳が精神を保つために復縁したい気持ちを誤魔化す様な命令を下してしまいます。いつまでも一人で復縁したいと悩んでしまう事は精神的にも良くないという事が言えますし、復縁したい気持ちから自己中心的な思考に考え方が変わり、ストーカーへと変貌する事はあり得ない話ではありません。

復縁したい人がストーカーにならない為には?

復縁したいと思う人がストーカーにならない為には復縁の為の何らかの行動を起こし復縁問題を復縁出来た出来ないの結果は別として完結する事が大切です。何時までも引きづってしまい問題を完結しないまま時が過ぎれば過ぎるほど復縁する事自体が難しくなる事もありますし、復縁への行動を起こさず自分の中に溜めこんだまま何も行動を起こさなければ脳だけでなく体にも影響が出てきます。復縁したいという気持ちを諦めて完結する事も一つの選択の内ですがそれが出来ないのであれば復縁への行動を起こすという事が一番大切な事になります。

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